• お役立ち

SIMフリー端末の比較表作りました

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

MVNOの台頭

久々の更新になってしまいました(汗)。今回は割とニッチな情報です。

ここ数年、主にNTTドコモの回線インフラをレンタルして音声通信・データ通信事業を行う「MVNO」の市場規模が大きくなっており、2013年度には国内携帯電話市場全体の9.4%を占めたそうです。

大手キャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)でスマートフォンを普通に契約した場合、基本使用料+ネット接続サービス+パケット通信料定額サービスを合わせた月々の固定料金はおおよそ7,000円程度。それがMVNOのサービスだと2~3,000円程度と、半額程度に抑えられます。もちろん、データ通信の速度に制約があったりなど、価格だけでなくサービス面でも「廉価版」であるのは否めませんが、私のように

  • あまり電話をかけない。
  • 家族との連絡はSMSやLINE、Skype、Facetime、IP電話などネット経由。
  • 自宅&会社では無線LANに繋いでるので公衆回線はさほど使わない。
  • LTEじゃなくて3Gでも構わない。
  • テザリングとかしない。

…みたいな人にとっては充分。ビックカメラやイオンなど大手の量販店での扱いも始まったことから、今後さらにシェアを伸ばすんじゃないか、と個人的に思っています。

そしてMVNO回線の利用に欠かせないのがSIMフリーのスマートフォン端末。これまでは使用済みの「白ロム」や海外のSIMフリー端末など、一般消費者にとっては比較的壁が高い存在だったのが、ここ半年ほどで新製品が次々と登場(予定)してきました。

SIMフリー端末の比較表

そこで今回、国内で販売されている主なSIMフリー端末の比較表を作ってみました。下に埋め込みますが、見づらいので、別ウィンドウで表示していただいた方が見やすいかと思います。

ここに記載されているのは

  • 国内の業者によって、
  • 輸入代行などではなく店頭またはネットで直接販売され、
  • 問題なく国内で利用できる(技適マークをとっている)、
  • 一般向けの(「子供向け」などでなく)、
  • SIMフリー端末

です。

留意点

以下、留意点です。

  • 赤い背景のセルは当該項目の中で最もスペックの優れているもの、青いセルはその逆です。といっても、単純に数値のみ(など)で比較しているだけで、例えば同クロックのCPUでどちらが高スペックか、などは考慮していません。
  • 「通信」「センサー」の項目で「✔」となっているのは対応しているもの、「N/A」は明確に非対応なもの、空白は「対応か非対応かわからないもの」です。

所感

価格面では「iPhone5s/c & Nexus5」と「それ以外」との間に大きな開きがありますね。性能面でも、Android系の中ではNexus5がダントツという感じ。iPhone5s/cはOSが違うので比較も難しいですが、総合的には「iPhone5s/c & Nexus5 がそれ以外を引き離している」という印象を受けました。

ただMVNO自体が「廉価な」ところを売りにしていることを考えると、利用する端末としてもこの「それ以外」の、廉価な端末にこそ真価があるように思います。

よろしかったらみなさんもこの機会にMVNOへの乗り換えを検討してみませんか?

星虹思械BRICOLEUR

関連コンテンツ