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新しい Instagram API の申請

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Instagramは12/3より、新しいルールに基づいたAPIの運用を開始しました。

 

いままでは開発者登録をしてアプリケーションを作成すれば好きなScope(利用権限)でプログラムを実行できました。

しかし、11/17以降に登録されたアプリケーションについては、レビューを通さないとアプリを公に利用することが出来なくなりました。

 

11/17以降に登録すると、まずアプリケーションはSandBoxモードで作成されます。Sandboxには、開発者を10人まで招待することができます。

これはすべての機能を確認できますが、結果の範囲が限定されます。

 

例えば、特定のハッシュタグでPublicな投稿を検索したい場合(https://api.twitter.com/1.1/search/tweets.json)、Sandboxモードですと、検索の対象範囲は、Sandboxの参加者の最新の投稿20件からの範囲でしか検索されません。

 

Sandboxから、公開できる状態にする(Go live)には、Instagramのアプリ審査を通過しなければいけません。

 

審査は12/3から開始されました。審査の概要はコチラ

しかし、審査の条件は厳しい上に、申請時にアプリの利用シーンを動画でキャプチャし、提示する必要があります。

 

これでは、気軽にアプリを開発する、という雰囲気ではありません。

 

なぜこのような改革がなされたのか、Instagramは、利用者の保護としていますが、目的はサードパーティによる広告収入の阻止のようです。

サードパーティが独自の見やすい画面デザインで、自由にInstagramの投稿を表示したり検索させたりして広告収入を得る事を好ましく思っていないようです。

なので、一番審査の条件が厳しいのは、PublicのFeedを取得するようなアプリケーションとなります。

 

参考に、申請フォームのキャプチャをアップしておきます。

アプリケーションの編集画面に、Permissionsというタブが追加されました。

「Start a submission」というボタンを押すと

申請フォームが表示されます。

 

 

(1)まずアプリ利用条件が厳しいことから、

審査に時間を要することが予想できます。
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The Instagram API Platform can be used to build non-automated,
authentic, high-quality apps and services that:
・Help individuals share their own content with 3rd party apps.
・Help brands and advertisers understand, manage their audience and media rights.
・Help broadcasters and publishers discover content, get digital rights
to media, and share media with proper attribution.
Please submit for review only if your app falls into one of the
approved use cases, if your app follows the Instagram Platform
policies, and if your app is ready for production.

(2)アプリを通じて、ユーザがログインし、アプリ承認後、実際にアプリが動作する動画をキャプチャして、その動画のURLを貼れとのことです
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Provide a link to a video screencast showing a working Instagram Login
experience in your app, as well as the usage of every permission you
are requesting.

 

 

さらに、現在申請フォームを送信すると、「Oops, an error occurred.」と、バグっております。

星虹思械BRICOLEUR

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