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Google Chrome 16のマルチユーザーを試してみた

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Google Chromeの最新安定版であるGoogle Chrome 16がリリースされました。

Google、「Google Chrome 16」の安定版リリース マルチユーザーに対応 – ITmedia ニュース

Gmailでの改行不具合の対応が次バージョンに先送りされたのは残念ですが、早速アップデートして、記事の記載の通りに個人設定のページで「新しいユーザーを追加」をクリックして出てきたのがこの画面。

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なんですかこの腹の立つアイコン。そして「すごいね!」ってプロファイル名。さらに、現在のプロファイルにもトルソー型のアイコンが設定され、ウィンドウの左隅に表示されるようになりました。

それはともかく、ユーザープロファイルを追加したのはいいですが、Googleアカウントを設定しようにも、「編集」ボタンが押せません。どうやら、まずは左隅のトルソーアイコンをクリックし、ユーザーを切り替える必要があるようです。
※ちなみにあとからわかったことですが、個人設定画面の「編集」ボタンはGoogleアカウントの情報ではなく、上記のアイコンとプロファイル名の編集のためのものでした。

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すごいね!ログインしてません」ってなんか馬鹿にされてるような喧嘩を売られてるような気がしますが、諦めてクリックしてみると、このムカツクアイコンのウィンドウが開きました。

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さらにこの状態で個人設定を開き、「Chromeにログイン」をクリックしてGoogleアカウントのID&パスワードを入力します。すると、入力したアカウントの設定情報が読み込まれました。私の場合、こちらのアカウントにはブラウザのスキンなどの設定をしていたのですが、ちゃんと反映されています。

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これでマルチユーザーのセットアップは完了のようです。一度設定すると、ウィンドウ左隅のアイコンをクリックすることで、いつでもユーザーの切り替えができます。というか、ユーザーAのウィンドウしかない状態でユーザー切り替えをすると、ユーザーAのウィンドウは残ったまま、新たにユーザーBのウィンドウが開きます。

会社と個人など複數のGoogleアカウントを使い分けている人には便利そうですね。Googleのウェブサイトにのみ関していえば、既にマルチアカウントの切り替え機能が提供されていましたが、これだと複數のアカウントのウィンドウを同時に表示することはできなかったので、個人のアカウントでGoogleリーダーをチェックしつつ横で会社のGmailを使うというような使い方の人にはよさげです。

ユーザーBのウィンドウを開いた状態で、任意のページの「アプリケーションのショートカットを作成」すると、次回以降の起動時もちゃんとユーザーBのアカウント(ウィンドウ)で開いてくれます。

ただ、ネタ元のITmediaの記事にもありましたが、一旦マルチユーザーを設定してしまうと、再起動後も特にパスワードの入力などナシでユーザー切り替えができてしまうので注意が必要ですね。個人で複數のアカウントを持っている場合にはいいでしょうが、職場や学校、家庭など、複數の人物が使う場合には適さないようです。

星虹思械BRICOLEUR

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