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MacでUstream配信あれこれ

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いつもは皆さまの配信を見る専門でしたが、自分もいつかは何かの役に立ちたいと思いまして、突然ですがMacを使ってUstream配信を試してみることにしました。

Ustreamといえば、iphoneでも配信できるアプリがあるなど、簡単に配信を行うことができるようになりました。ただ、せっかくなので、ビデオカメラなどを使ってみることにします。準備したものは以下の通りです。

【パソコン】
・MacBookPro (13inch, 2.66GHz, メモリ4GB)

【ビデオカメラ】
Panasonic NV-MX2500(MiniDV)
Sony HDR-CX370
Qcam S 7500 QCAM-130XH

【ソフトウェア】
Ustream Producer Pro
CamTwist2.0
SoundFlower
LadioCast

【その他】
ビデオキャプチャーUSBKEIAN製 K-DVD MAKER2
Tascam US-144MKII (USB2.0オーディオ/MIDIインターフェース)

■映像の読み込み
用意したカメラは3台です。私物です!
Sony HDR-CX370のような新しいタイプのカメラは、Macでは直接映像を取り込むことができなかったので、ビデオキャプチャーUSBKEIAN製 K-DVD MAKER2を介して、USBで取り込むことにしました。ビデオキャプチャーの選定など試行錯誤はかなりありましたが省略します。最近のカメラはIEEE 1394のアレがないんですね。びっくりしました。なので、アナログとしての取り込みになりますが、配信で使う映像であれば、劣化などは全く気にならない感じです。

NV-MX2500はMiniDVの古いタイプのカメラですが、IEEE 1394での出力が可能なカメラです。Macにはfirewireで繋ぎ、接続しただけで映像も認識してくれます。ただ、firewire経由の場合は、直接UstreamProducerProに読み込むと、なぜか上下に黒いエリアが出てしまったり、カメラで拾った音声の設定が無効になってしまったりしたので、CamTwist2.0経由でUstreamProducerProに読み込ませるようにしました。

QCAM-130XHはおまけで繋げてみました。windows対応としか書いてなかったのですが、Macでも使えました。こちらもUSBです。

■音声の読み込み
コンデンサーマイクなどを複数使いたい場合などはTascam US-144MKII (USB2.0オーディオ/MIDIインターフェース)を使うとよいです。安めです。
ウェブカメラのマイクやパソコンに内蔵されているマイクは意外と集音マイクとしての性能もよさげで、その場の臨場感を出すのによいかもしれないです。(ただし、パソコン内蔵のマイクだと、配信作業している人のキーボードの音や呼吸の音までひろってしまうかも)
また、itunesなどの音楽をBGMなどに使用できるようにしたり、soundflowerという仮想オーディオデバイスを準備したり、LadioCastで出力先を指定したり、細かいことは省略します。

■ネット環境
LANの環境が整っているところであれば、全く問題ないのですが、いつでもどこでも配信が行えるというのもよいところであると思いますので、あえてuqwimaxを使ってみました。USBタイプとルータータイプのものがありますが、ノートなどで配信を行う場合、どうしてもUSBの口が少ないのでハブを利用するなどが必要になります。
それでも問題ないのですが、音声や映像と同じ口のハブにwimaxなどを差すと、音声や映像にノイズが入りやすくなるようです。なのでルータータイプのほうが良さそうに思いました。

配信自体はUstreamProducerProを使うのですが、字幕をいれたりいろんなことできますね。CamTwist側でもいろんなことができるようなので、いつか試してみます。

しかしせっかくなので、Ust配信したいですね。

星虹思械BRICOLEUR

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