
みなさん、WEBページのキャプチャを取る時どうしてますか?
Alt+PrintScreenなどで画面単位でキャプチャしてもいいですが、縦に長いページだと何回も繰り返さなきゃいけなくて面倒。そこで便利なのがGoogle Chromeの「Google ドライブに保存」という拡張機能です。
用意するもの
ここで紹介する方法は、Google Chromeの拡張機能を使ってページのキャプチャをGoogleドライブに保存するものです。従って、必要なのは以下の二点です。
- Google Chrome
- Gmail (Google) アカウント
「Googleドライブに保存」のインストールと設定
Chromeで以下のページにアクセスします。
Google ドライブに保存 – Chrome ウェブストア
右上の「CHROMEに追加」ボタンをクリック。
「拡張機能を追加」をクリック。
ブラウザ右上に以下のように表示され、Googleドライブアイコンが表示されたら無事に拡張機能のインストールは成功です。
続けて設定に移ります。先ほど追加されたGoogleドライブアイコンを右クリックし、「オプション」をクリック。
Googleアカウントへの接続許可ダイアログが出るので「許可」をクリック。
この画面で、キャプチャした画像の保存先(※)や、キャプチャ実行時の処理内容を指定することができます。特にこだわりがなければこのままでOK。
※ここで指定する保存先はGoogleドライブ上のフォルダです。ローカルPCに直接画像を保存することはできないので注意しましょう。
これで設定完了です!
キャプチャの取得
では実際にキャプチャをとってみましょう。対象となるページを開いて、右上の「Googleドライブ拡張機能のボタン」をクリック。
これだけでページのキャプチャとアップロードが始まります。以下のようなダイアログが表示されたらキャプチャ完了。
ダイアログのファイル名部分のリンクをクリックすると・・・
取得したキャプチャのプレビューが表示されます。右上のダウンロードボタンをクリックすると、手元のPC上にキャプチャ画像を保存できます。
実際のキャプチャ画像はこちら。
※ファイルのサイズ(大きさ、というか高さ)が非常に大きいので、リンク先で確認ください。
取得したキャプチャ画像はGoogleドライブに保存されているので、あとからいつでも表示・ダウンロードできます。
スマホから見た状態のキャプチャもOK
同種のキャプチャツールは無数にあり、自分も実際にいくつか試してみた中でこのツールに落ち着いた最大の理由は「デバイスのシミュレート時のキャプチャも正確に取得できる」こと。例えば、開発者ツールでiPhone5からアクセスした状態にします。
この状態でキャプチャを実行した結果がこちら。
※ファイルのサイズ(大きさ、というか高さ)が非常に大きいので、リンク先で確認ください。
注意点
機能実行時に一瞬ブラウザ内でページがスクロールすることから、おそらく内部で瞬間的に実際に画面をスクロールして画像を取得しているものと思われます。なので、ページ内にスクロール追従型のUIがあったりパララックスを使ったページなどでは、キャプチャした画像が崩れる(追従型の要素がキャプチャ内に何度も表示される)ことになります。まあ、これは仕方ないですね…。
とは言え、ボタン一発でページ全体のキャプチャが取れるのは非常に便利。クライアントの皆様、画面の修正指示など出される際にもぜひともご活用ください(笑)。