
今回発表されたFacebookページのタイムライン導入に関連して、最も大きな変更点の一つと言えるのが「カバー写真」。一足先に導入された、個々人のユーザーページのタイムラインと同様、アクセスしてきたユーザーの目を惹くキービジュアル要素です。
そしてこのFacebookページのカバー写真、既に話題にもなっていますが、「どんな画像でも設定できる(してよい)」わけではありません。Facebook公式ページ内で、明確にその基準が記載されています。
Facebookページのカバー写真選定についてのガイドライン
基準が掲載されているのは以下のページです。
このページの中から、カバー写真の選定基準に関する記述の部分を意訳・抜粋します(強調は筆者)。
カバー画像は横幅399ピクセル以上でなければならず、以下の事項を含んではならない。
- 「40%オフ」「こちらのサイトからダウンロード」のような価格や購入情報。
- Facebookページの「連作先情報」に記載すべきURL、メールアドレス、住所などの連絡先情報。
- 「いいね」ボタンや「シェア」ボタン、その他Facebookの機能の利用や実行を促す表現。
- 「今すぐゲット」「友達に知らせよう」など、ユーザーのアクションを求める表現。
また、これに続く段落の中では、以下のように述べられています(強調は筆者)。
カバー画像には誤った情報や偽りの情報、誤解を招く表現や第三者の知的財産権を侵害する表現を含んではならない。ページを訪問したユーザーに対し、ユーザー個人のタイムラインにそのカバー画像をアップロードするよう勧めたり動機づけてはならない。
カバー画像がテキスト主体であってはならない
さて、これらのガイドラインに加えて、実はさらに気になるルールが、Facebookページにカバー写真を設定する際に表示されるアラート画面に記載されています。
ポイントは「カバー写真にテキストを使ってはならない」という点。文字通りに取ってしまうと、あたかも前述のガイドラインに抵触するかしないかに関わらず、あらゆる文字情報が含まれてはならないようにも思えてしまいます。
ただ、実際にはそこまで厳しく禁止されているわけではないようです。このアラートの英語版を見てみましょう。
"Your cover photo should not be primarily text-based"つまり、「カバー写真が主に文字列で構成されていてはならない」ということのようです。
なので、あくまで「文字が主体」でなければ、例えば企業や製品のロゴやCI、ブランドメッセージなどを部分的に記載するのはOK、ということでしょうね。
言語設定についての補足
- Facebookの言語設定が日本語になっている場合、ページにアクセスすると「リクエストされたページを表示する際に問題が発生しました。」と表示されますが、右上の「Please Select a Language」から「English (US)」を選択すると、英語原文が表示されます。
- ここで一旦設定言語を「English (US)」にしてしまうと、Facebookの言語設定が英語になってしまいます。設定言語を日本語に戻す方法は以下のとおりです。
- Facebook画面右上のメニューから「Account Settings」をクリック。
- 「General Account Settings」画面の「Language」欄の「Edit」をクリック。
- 「Choose primary」のリストから「日本語」を選んで「Save Changes」をクリック。
- Facebook画面右上のメニューから「Account Settings」をクリック。